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冬物衣類の断捨離をしてみたものの・・・。

 断捨離に興味を持ったのは、単なる片付け術ではなく考え方や価値観を見直すことにつながると知ってからでした。なぜなら私は、片づけるだけなら苦手な方ではないからです。それでも断捨離が必要だと思ったのは、多いなりに片付いている衣類をなんとかしたいと思ったからでした。
 そして、断:入ってくるいらないものを絶つ。捨:家にあるいらないものを捨てる。離:物への執着から離れる(ウィキペディア)という考え方におおいに刺激を受けたからです。
 「衣類は80パーセント減らせる」と断捨離の考え方では言いますが、いきなりそこへたどり着くのは私には難しいと考えました。何着服を持っているのか数える気も起りません。そこで、冬物に限って不要な物を処分しようと考えたのです。さらに、冬物のコート類に絞りました。もったいないという思いの他に、思い入れのある服が何着かありました。祖母の葬儀が終わった際、母がよく手伝ってくれたと10万円をくれました。そのお金で私は今まで買ったことのないような高価なウールのロングコートを買いました。買った当時はよそ行き用に着ていましたが、今となっては型遅れも甚だしく車中心の生活で足元まで隠れるようなロングコートは必要ありません。祖母の思い出に・・・とかなり迷いましたが最終的に断捨離の対象になりました。
 また、三十歳の記念にと自分で買った黒いバーバリーのロングトレンチコートがありました。お葬式にも着られる一生物だと思ってその時は買ったのです。
しかし、当時よりずいぶん痩せた私にはぶかぶかだし、バーバリーのトレンチと言えども微妙な流行はあります。記念に買ったものだから・・・とこれもかなり迷いましたが、断捨離です。誰でも持っている色と形の違うダウンコートが三着ありました。そのうちよく着るのは何にでも合うカーキ色の一着だと自分でもわかっていたので、残りの二着は断捨離です。
 他に、若い頃に買ったウエストラインがきっちりしまったロングコートが二着、レザーのコートが二着ありましたが、年齢的にもう着ることもないだろうと断捨離です。
 実はまだ、絶対着ないかもしれないけれど今はどうしても手放せないコート類が残りました。でも、今、無理に捨てないとだめなのかと何度も自分に問うてみて、今はいいんじゃないかと自分に言い聞かせたのです。今回のように時期が来れば手放せる日がくるかもしれないと。まぁ、それが断捨離の難しいところなのですが。
 それでもかなりの数の処分が決心できました。冬物のコート類だけとはいえ、大きなものがなくなったのでクローゼットがすっきりしたのは事実です。気が変わらないうちにと売りに行くと7360円になりました。そして、そのお金でまた私は古着の服を一着買ってしまいました。
 断捨離の成功例や、考え方が変わって生きるのが楽になったというのをよく聞きます。私は断捨離の入り口に立ってはいるのかなと思いますが、その精神に感化され、自分のこととして実行していくのにはまだまだのようです。でも、少しづつは前に進みたい。そう思って次の断捨離を画策しているところです。